2011年 1号 (Vol.17 No.1)

PDFをダウンロード(36 MB)

今号の表紙
表表紙 Helen Pynor “Poisonous sores”(部分) (2007年), 裏表紙 Helen Pynor “Liquid ground 3” (2010年)

Helen Pynor オーストラリアとロンドンを拠点とする現代美術作家。シドニーのマッカリー大学で生物学を勉強したのち、シドニー大学の美術学部を卒業(写真、インスタレーション)、芸術学の学位を持つ。身体を巡る生物学、文化史、思想史、医学史に強い関心を持ち、臓器をテーマにした美術作品を多数発表している。科学者や医学研究者とのコラボレーションも多く、気鋭の Biomedia/Biological Artist として注目を集めている。 http://www.helenpynor.com

表紙の詳細

【目次】

巻頭言

「豊かな時間」 富岡 憲治  1

挨 拶

新理事長就任のご挨拶 近藤 孝男  2
新事務局長に就任して 海老原史樹文  3
理事長退任によせて 本間 研一  4
事務局長退任のご挨拶 柴田 重信  5

第8回学術奨励賞受賞者論文

出遅れ世代 明石 真  6
ハイスループットスクリーニングを用いた哺乳類概日時計の分子機構の研究 広田 毅 10
動物における光周性の分子・神経内分泌基盤 安尾しのぶ 17

総説

メラトニン研究の歴史 飯郷 雅之 23
ヒトの社会生活における光環境と生物時計について:工学および文化的考察 小山 恵美 35

東日本大震災体験記

東日本大震災で研究について感じたこと 太田 英伸 45

第17回日本時間生物学会学術大会関連

第17回日本時間生物学会学術大会を開催して 三島 昭夫 48
 第17回日本時間生物学会学術大会 体験記 村中 智明 48
事務局報告(非公開) 50


第18回日本時間生物学会学術大会のお知らせ 58
第9回日本時間生物学会学術奨励賞公募のお知らせ 59
日本時間生物学会会則 60
賛助会員リスト 64
執筆要領 65
編集後記