2013年 1号 (Vol.19 No.1)

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今号の表紙
齋藤帆奈「ManMade Cocoons」(2012年~)

齋藤帆奈 Saito, Hanna テクノロジーとアート、科学的な生命観と宗教的な死生観など、現代社会において分裂した関係性が主なテーマである。科学、哲学、歴史など領域横断的な視点で作品を制作することによって分裂をなめらかにする双方向的なヴィジョンの提案をすることを目的として表現活動を行う。酸素バーナーワーク(ホウケイ酸ガラス)、キネティックアート、バイオメディアアートなどの手法を使っている。多摩美術大学工芸科ガラスコース卒業。現在、早稲田大学招聘研究員(metaPhorest)。 https://dl.dropboxusercontent.com/u/31645499

表紙の詳細

【目次】

巻頭言

時間医学の視点からみたオーダーメイド医療  大塚 邦明  1

学術奨励賞受賞論文

「外界刺激による概日時計の調節機構」  羽鳥 恵  3
「Little things make big things happen」  中村 孝博  8
「交替制勤務者の発がんリスク評価に関する時間生物学の進展」  久保 達彦   11

総説

「ショウジョウバエを用いた概日測時機構解析の40年 -第1部 ショウジョウバエは再びとべるか?-」  伊藤 太一・松本 顕   17
「クラミドモナスの時計」  松尾 拓哉   26
「FBXL21によるCRYの安定化とマウス行動リズム制御」 平野 有沙   34

留学体験記

「The Green Lab in the Brown Land」 小島志保子   38

書評

「睡眠学Ⅱ 睡眠障害の理解と対応」 「体内時計の謎に迫る -体を守る生体のリズム-」
「<生命>とは何だろうか ~表現する生物学、思考する芸術」 粂 和彦  44

第19回日本時間生物学会学術大会関連

第19回時間生物学会学術大会を開催して  本間 さと   46
第19回時間生物学会 体験記  平松 舞・本間 元康   49

関連学会体験記

「生物リズム若手研究者の集い2012の報告」  池上 啓介・小野 大輔・中畑 泰和・藤原すみれ・村山 依子   51
 「九州山口リズム研究会第二回開催報告」  安尾しのぶ・伊藤 浩史   53


事務局報告 (非公開)  57
第20回時間生物学会開催案内  重吉 康史   61
第11回学術奨励賞応募案内  63
ロゴマーク決定について  粂 和彦・広瀬健太郎   64
賛助会員リスト  65
執筆要領  66
訂正:郡論文の図版  68
編集後記