第7回日本時間生物学会学術大会のお知らせ
下記のように第7回日本時間生物学会学術大会を開催いたします。本学術大会では単
細胞生物から人類まで、地球上の全ての生命の周期現象に関する科学的研究をとりあ
げたいと思います。時計遺伝子から生態系まで、広範囲の分野の研究発表を期待いた
します。また周期現象の乱れとしての疾病(睡眠障害・高血圧・心臓病・呼吸器疾患
・高脂血症・消化器疾患・糖尿病等)に関する、時間医学や時間治療の研究発表も大
歓迎です。心拍変動や血圧変動の討論の場も設定したいと考えています。また翌日の
11月11日(土)に、学会会場でサテライトシンポジウム「太陽・地球・生態系と時間
治療研究会」を開催いたします。多くの方々の御参加をお待ちしております。
平成12年11月9日(木)、10日(金)
アルカデイア市ヶ谷(私学会館)6階
- 〒102-0073
- 東京都千代田区九段北4丁目2番25号
- TEL 03-3261-9921(代表) FAX 03-3261-7760
総会、一般講演、ポスターセッション、特別講演、招待講演、シンポジウム2題、
ランチョン講演2題を予定しています。
特別講演:
- 「エコロジーの世界と医学」
- 松林公蔵(京都大学東南アジア研究センター・人間生態フィールド医学)
招待講演:
- 「疲労と生体リズム(仮題)」
- Benjamin H. Natelson教授 (Department of Neurosciences, New JerseyMedical
School)
<シンポジウム I>
- 『生物時計の研究最前線:時計遺伝子から睡眠まで』
- 座長: 本間研一(北海道大学・統合生理)、柴田重信(早稲田大学
・人間科学・薬理)
- 1)近藤孝男 : サーカディアン振動と多重フィードバックループ(仮題)
- 2)程 肇 : 発光レポ−タ−によるサーカディアン振動の解析(仮題)
- 3)岡村 均 : 哺乳類における時計遺伝子の役割(仮題)
- 4)本間さと : 視交叉上核振動細胞のリズム特性(仮題)
- 5) 柴田重信 : サーカディアンリズムと時間記憶(仮題)
- 6) 桜井 武 : 睡眠の分子機構(仮題)
<シンポジウム II>
- 『無拘束長時間モニタリングの進歩:疾病予後・生命予後の指標をめざして』
- 座長: 河村博(日本歯科大学・内科)、斉藤壽仁(東京女子医大・
第二病院・消化器内科)
- 1)樗木晶子:心電図の24時間モニタリング
- (追加発言)久保豊:圧受容体感受性と心拍出量の長時間モニタリング
- 2)伴野晋司:身体活動量の長時間モニタリング
- 3)榊田典治:血糖の長時間モニタリング
- 4)西村芳子:精神性発汗の定量的長時間モニタリング
<ランチョン講演I>
- 『生命現象のゆらぎと複雑性』
- 大坂元久(日本医科大学情報科学センター)
<ランチョン講演II>
- 『睡眠時無呼吸症と生活習慣病』
- 塩見利明(愛知医科大学第3内科)
サテライトシンポジウムのお知らせ
「太陽・地球・生態系と時間治療研究会(第1回)」
- 会期: 平成12年11月11日(土)
- 会場: アルカデイア市ヶ谷(私学会館)6階
- 一般演題(公募): (1)太陽・地球、(2)生態系、(3)時間治療 に関する講演
ランチョン特別講演:
- 「地球の生命は大気と磁場に護られている - オーロラが教えること」
- 上出洋介(名古屋大学・太陽地球環境研究所)
シンポジウム:
- 高血圧・心臓病・脳梗塞の時間治療;Chronobiology in Afro-Asia.
- 座長:市丸雄平(東京家政大学)
- 基調講演:「高血圧・心臓病・脳梗塞の時間治療(仮題)」
- 藤村昭夫(自治医科大学・臨床薬理)
演題申し込み締め切り: 2000年9月5日
問い合わせ先:
- 第7回日本時間生物学会学術大会事務局
- 〒116-8567
- 東京都荒川区西尾久2-1-10
- 東京女子医科大学附属第二病院内科
- 大森啓義
- TEL 03-3810-1111 内線345
- FAX 03-5855-6258 または03-3894-0282
- 第7回日本時間生物学会学術大会大会長
- 〒116-8567
- 東京都荒川区西尾久2-1-10
- 東京女子医科大学附属第二病院内科
- 大塚邦明
- FAX 03-5855-6258 または03-3894-0282
- E-mail frtotk99@ba2.so-net.ne.jp
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編責:
大島五紀@塩野義製薬・油日ラボラトリーズ
(2000/07/18)