第13回日本時間生物学会学術大会のホームページが公開されました。下記のアドレスより行く事が出来ます。
http://www.biochem.s.u-tokyo.ac.jp/fukada-lab/jsc2006/
第13回学術大会の計画については、昨年4月7日に第1回の準備委員会を開き、2006年11月7日(火)および11月8日(水)を会期の第一候補として準備を進めて参りました。その後、以下のような事情から、当初の日程を変更して開催することにいたしました。当初の会期案をもとに日程調整などをすでにお考えいただいた会員の皆様には、ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、どうか皆様のご理解とご協力をいただけますよう、準備委員会よりお願い申し上げます。
【変更に至った理由】
今年の年頭に、第22回 国際生物学賞(2006年)の授賞分野として「Chronobiogy(時間生物学)」が選定された旨、日本学術振興会から連絡を受けました。国際生物学賞についてはhttp://www.jsps.go.jp/j-biol/main.htm をご覧いただきたいのですが、本賞は昭和天皇のご在位60年と共に生物学のご研究を記念し、さらには生物学の奨励を図るため、昭和60年(1985年)に創設された国際的な学術賞です。今回、「時間生物学」が授賞分野に選定された ことは、日本時間生物学会にとって誠に喜ばしいニュースと言えます。
現在、国内外の関係機関と個人に受賞候補者の推薦が依頼されている段階で、 5月19日に推薦の締め切り、その後、国外からの審査委員も含めた審査委員会での 選考を経て、夏頃に受賞者が内定する予定とうかがっております。
授賞者決定ののち、例年、11月の最終月曜日(宮内庁の都合により変更の可能性あり)に天皇皇后両陛下の御臨席のもと、日本学士院で授賞式が挙行されます。この授賞式の前後に近い日程で、受賞者を含め、国内外の第一線で活躍している研究者を招聘し、数日をかけて一般に公開する形で国際記念シンポジウムが開催されます。今回、この国際シンポジウムを東京地区で開催するという要請から、 偶然、小生が主催責任者をお引き受けすることになりました。このような経過で、第13回日本時間生物学会学術大会と第22回国際生物学賞記念シンポジウムを同じく11月に東京で開催し、2つの研究集会をともに盛会にするための方策として、両者を同時に開催する変則の学術大会日程案を考え、急遽、会場を予約いたしました。その後、本学会の理事会にて事情をご説明し、本間研一理事長ならびに理事会の了承を得ております。
このような経緯から、当初の日程案を変更して、下記の通りの学術大会日程とさせていただきました。会員の皆様方にご理解いただきたく、また、多くの皆様が奮って参加していただけますよう、心よりお願い申し上げます。
第13回日本時間生物学会学術大会 準備委員会 委員長 深田吉孝
■日程 (案):